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クラウン&ブリッジの咬合調整を減らす4つのコツ

どんなに熟練の歯科医師と歯科技工士が手を組んでも、臨床上は毎回咬合調整を0にするのは難しいです。
そして、精度の高いクラウンやブリッジを実現するためには、一定以上のチェアタイムが必要になるでしょう。

しかし、工夫次第では調整量を最小限に抑え、患者さんの負担を減らすのは可能だと言えます。

そこで今回の神戸・明石の歯科技工所コラムでは、クラウン&ブリッジの咬合調整を減らす4つのコツについてピックアップしてみました。
ラボサイドとチェアサイドでの誤差を減らすためにも、参考にして頂けたら幸いです。

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  1. 咬みしめ時のバイトを採る
    患者さんの歯列や口腔環境によっては、印象採得時と咬合採得時で咬み合わせの位置関係が変わってしまうことがあります。
    そのため、咬合採得時は咬みしめ時のバイトを意識的に採得しておくと、情報精度が高まりやすくなるでしょう。

  2. 顎位がずれやすい場合は仮歯を利用する
    顎位がずれやすい時の咬合採得は、プロビ・オープン法を用いて顎位を決定するのがおすすめです。
    咬んだ状態のままで、口腔内にある仮歯の一部をくり抜き、シリコーンバイト材を流し込むと、現在の仮歯の顎位を再現できるでしょう。

  3. 咬合紙で見抜けない咬合はリマウントする
    ロングスパンブリッジなど咬合が複雑な補綴物は、試適時のメタルフレームを活用してリマウントすると、調整量を減らせます。
    口腔内で咬合調整したメタルフレームを模型に戻した際に、咬合面にある隙間を無くすようにリマウントしてみましょう。

  4. フィットチェッカーを利用してクラウンの内面を調整する
    咬み合わせを見る前に、フィットチェッカーを利用してクラウン内面の干渉を調整すると、調整量を減らせます。
    患者さんに何度も咬合紙を噛んでもらうより負担が少ないので、ぜひ取り入れてみてください。

口腔内と模型では、どうしても情報に誤差が出てしまいます。
そのため、咬合調整を減らすためには、このコラムでご説明したような工夫も必要になるでしょう。
チェアサイドとラボサイドで連携をとるためにも、現在はどのような形で咬合調整をしているのか?といった情報共有ができるようになれば幸いです。
また今回はクラウン&ブリッジの咬合調整を減らすコツを簡単にご紹介しましたが、もう少し具体的なテクニックなどが知りたい場合は、ぜひヤノテクニカルラボにご相談ください。
咬合調整を減らしてチェアタイムを短縮する方法を、歯科技工士目線でアドバイスいたします。


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